春は提出物のやま
娘に学校の提出書類の印鑑を名字逆さまにうって怒られた。わかればいいじゃん。適当な母。
闇に生きて
娘に学校の提出書類の印鑑を名字逆さまにうって怒られた。わかればいいじゃん。適当な母。
わかるよ、簡単に言うのやめてよ。眠れないなら眠らなきゃ良いってその人は言う。頭がシャットダウンしない。眠れないけど眠気はある。何も手につかない。吐き気もする。体は確実疲れていく。何がわかると言うの?
昔、黒く長く焦燥感に苛まれる夜がキライだった。 でも今はそんなにキライではない。窓から眺める月。時計の音。木々の風に揺れるさわさわ。レモンサワーのシュワシュワ。お気に入りのクッションの触り心地。好きがいっぱいあった。どうして気がつかなかったのか。眠れぬヨルの唄。
風は季節を押し流す。春は暖かくなり、一般的には好まれる季節なのかもしれない。気温の上下が、天気の雨晴れが、気圧の変化が。全てが私を狂わせる。助けなんて来ない。わかってるから、声を飲む。風は何も悪くない。いけないのは全て私。
光と影は一対。光なき影もなければ影なき光もない。光輝く自分。もう一度やって来るだろうかそんな時が。だが、光は強ければ強いほど黒く濃い影を落とす。影、闇、又は病み。病みはつらい。光も影も弱いくらいが丁度良い。夕暮れのように。躁も鬱も弱ければ丁度良い。茜色を見るときのように。
私は21時から24時までスーパーのレジのパートをしている。調子が悪いと昼間は寝てる。寝ていてもなぜか、17時くらいから24時くらいまでは目が覚めてる。だからその時間帯の仕事を選んだ。